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インナーチャイルドとは?

​インナーチャイルドとは、大人の自分の中にいる傷ついた子供(抑圧された思いや感情)の自分です。
愛を与えられずに心が傷つき、そのときの恐怖心、怒り、悲しみなどの感情を抑圧した子供や、親や大人から価値観を押し付けられて考えや行動が抑圧され、その時感じた感情を抑圧してしまった子供のことです。「傷ついた子供」には胎児や赤ちゃん、乳児の頃も含まれます。なぜなら、胎児や赤ちゃんも心を持っていて、その心が傷ついた
りするからなのです。こうしてお腹の中にいる頃から心を持っている以上、みんな何かしら傷ついているのです。

   インナーチャイルド=愛することを求める心、好かれることを求める心

そしてそれは、大人になった現在の自分に大きな影響を及ぼしています。例えば、職場の上司に叱られ感情がザワついたり、モヤモヤしたり。ママ友に言われた言葉で傷ついたり悲しくなったり・・・。子供のことでイライラしたり。そうやって、感情がザワザワとする事件が起きた時、それはインナーチャイルドが「私を見つけて!私に気付いて!」と、叫んでいるサインなのです。
上司やママ友など、まわり人が投げかける言葉や行動の奥には、小さい頃に同じような感情で傷つけられ、悲しんだり怒ったり、悔しい思いをしているインナーチャイルドが隠れています。そしてその時に押し殺して蓋をしてしまったその感情は、行き場(癒されること、解放されること)のないまま、潜在意識の奥底に沈めてしまっているのです。私たちは嫌な思いをすると、それをなかったことにし、感じないようにするためにロックをしてしまいます。そうしてその出来事も忘れてしまいます。それでも、悲しんだり怒ったりしているインナーチャイルドは気付いてほしいので、気付いてくれるまで何度でも繰り返し同じような事件や出来事が起こります。そうやってサインをおくってくれているのです。

<では、どうやってインナーチャイルドを癒せばよいのでしょうか?>

全ては自分のイメージの中で行います。思い出したくない、蓋を開けるのが怖いと思う方が多いと思います。でも、勇気を出してインナーチャイルドと向き合わなければ何度でも同じような出来事が起こり、私たちを苦しめます。

これが「生きづらさ」です。
それは心に大きな影響を与え、やがてパニック障害やうつなど、体にも症状が現れてきます。
1人で蓋を開け、向き合うことはとても不安ですよね。そのお手伝いをするのがインナーチャイルドセラピストになります。一緒に悲しんでいるインナーチャイルドを見つけ出し
癒していきますのでご安心下さい。抑圧した感情をイメージの中で開放していき、分裂しているもう一人の自分と一つになるため、無理なく自分のペースでゆっくりとしっかりと満足できるまで解放していきましょう。

小さい頃抑圧した感情というのは「この世的価値観」と言われるものです.小さい時にデパートでおもちゃが欲しくて暴れたとします。これは子供の正直な自然な感情です。ここで「泣くのをやめなさい!」「恥ずかしいでしょ!」「ダメです!」と、否定されたとします。そうすると、心が傷つき「泣いてはいけない」「欲しがってはいけない」「恥ずかしいこと」などという価値観が刷り込まれ、感情が抑圧されてインチャとなります。

「こうあるべき!」という価値観は間違っていること価値観=思い込みであることに気付ける事がカギとなるのです。

泣いていたり、怒っていたりしているインナーチャイルドを見つけ、その時の小さな自分に大人の自分が声をかけ、安心して感情を出しきってあげることが必要です。全てを受け入れてあげてください。

「悲しかったね、辛かったね、よく頑張ったね。あなたは1人ではないんだよ。私がいつでもついているからね。安心してね。」インチャの言いぶんをよく聞いてあげて受け入れてあげます。全てはイメージの中で行います。
そうすると、「あの時、おかあさんは私を助けてくれなかった!!本当は助けてかほしかった。つらかったね、ごめんねと抱きしめて欲しかったの。」と、願いを伝えてくれます。そして、あの時のおかあさんのかわりに、大人の自分が子供の自分にその時言ってほしかった言葉をかけ、抱きしめて安心させてあげるのです。
そうやってひとつひとつ、玉ねぎの皮を1枚1枚むくようにして、少しずつインチャを癒してひとつにしていくのです。インナーチャイルドを癒せるのは自分自身です。


       子供=鏡

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